私…初めてじゃないの(人類史上、的な意味で)。

初めて音速を超えた男、といえば、ベル X-1 を駆るチャック・イェーガーということになっている。
*1 萌えキャラ化すると、こうなるらしい。
しかし、人類史上、音速を超えた人間ということならば、有史以前からいくらでもいる。例えば、架空の人間ではあるが、イカロスなんてのもその 1人だ。
自由落下によって人間の身体は簡単に音速を超える。空気抵抗を無視すれば、計算上、上空 6000m からの落下により、音速を突破することができる。ただまあ、流石にこの高度から自由落下した人間となると人数が限られるし、「有史以前からいくらでも」とは言い過ぎかもしれない。しかし、気球を使用して上空高く舞い上がる技術は古代文明にもあったとされているようだし、その中には遥か上空より落下し、ものすごい勢いで地上に帰還したにもかかわらず「還らぬ人」となった者もいないことはなかろう。
また、生身の人間が落下した場合の終端速度が音速を超えることはなさそうであるが、何かの容器に入って状態で落下した場合はこの限りではないだろう。
つまり、チャック・イェーガーは、人類史上ということで言えば、「音速を超え、且つ、生還した初の人間」ということになる。ただし、可能性としては、ある程度落下し、その後パラシュートにて生還した人間もいるかもしれない。


…上には「簡単に音速を超える」などと書いたが。
ちょろっと調べてみたところ、地球の重力圏内において自由落下により音速を突破することはかなり難しいことのようだ。やはり、単純に、「チャック・イェーガーは音速を超えた初の人類」でいいのかもしれない。というか、そもそも自由落下で音速を超えた人間がいようがいまいが、彼の栄光が汚されるいわれはどこにも無いのであるけども。


要するに何が言いたかったのかというと、ストライクウィッチーズ*2は、いろんな意味で「盛りすぎ」だ。欲もかきすぎると碌なことがない。

*1:元URL:http://ascii.jp/elem/000/000/112/112066/index-3.html
…あ、因みに、TV版 の C/V は小清水亜美だそうだ。だから何って話だけど。

*2:というか、主人公が自己紹介するたびにギクリとしている人間がいることは内緒の方向だ。