なんでもそうだが、定期的に乗ってやらないといつの間にか機嫌を損ねていたりする

…いやいや、あなたの考えているような意味は込めておりませんので悪しからず。
最近はたまにしか自転車に乗らないわけだが、久々に(2週間ぶりぐらい)引っ張り出してみたら空気が甘くなっていた。前後輪とも。前回しまう際に補充したにもかかわらず、である。通常走行ならばさして影響ないが、車体をちょっとでも倒した際にはかなり挙動が不安定になるし、制動距離も計算しづらくなる。何より、燃費(グリコーゲン的な)も悪い。
チューブ交換して半年程度の後輪も抜けていることからすると、原因は恐らくエアゾール式の空気入れ。充填される気体は LPG であり、通常の空気より分子量は大きいものの、ひょっとすると目減りしやすいとかそういうようなことがあるのかもしれない。
もうひとつ原因として考えられるのは気温。前回の充填時に気温が 35℃ あったとすると、温度差は 12℃ 程度。圧力は 4% 程度減少する計算になる。この減少量がどの程度影響するのかはよく知らないが、完全に無視できるものでもないのかもしれない。
ともかくよくわからないので、悪名高いパンク修理剤を使用しつつ充填してみた。悪名高い、というのは、一度でもこれを使用した自転車を自転車屋さんに持っていくとそれはそれはものすごい勢いで嫌な顔をされるからであって、別にユーザー側からしてどうこうということがあるわけではない。これでも抜けていくようならば、もう少し別のことを考えなければならないかな。