俺が手を下さなくても
俺が「それまずいんじゃね?」と感じるくらいのことならば、俺より先に誰かが「それはまずいだろうよ」と思っている。
俺がかちんと来るぐらいのことならば、俺より先に誰かがむかっと来ている。
義憤に駆られて動くもよし。しかし、それにはそれ相応の持続的なリスクを覚悟しなければならない。それよりも、まあ、少しだけ待て。俺の感じたことぐらい、誰かが体現してくれる。俺が手を汚すまでもない。誰かが鉈を振るうだろう。
しかし、建設的な事柄に関しては、誰かがやってくれるだろう、を待っていると、ことのほか待たされる。天は、自分の飯ぐらい自分でよそわない奴のことを助けちゃあくれないよ。*1
おまえは迷わず、花を植えろ。その花を踏んだ輩を裁くのは、ほかの奴に任せろ。
*1:>> Heaven helps those who help themselves.