今日はサンジョルディの日なのですた

所謂、本をプレゼントする日だそうだ。
そんなわけで暫く考えてみたけど、残念ながら、誰かにプレゼントできるような本は思いつかなかった。この 1年間、宝物にできるような本と出逢ったかどうか。はっきり記憶にない。というわけで、庄司創さん、早いところ単行本、よろしくお願いいたします。(あ、全然急がなくてもいいですからよろしくお願いします。)


私から(ここを読まれた)皆さんへ、この 1年あまりで手にした書籍の中でおすすめできる 1冊、というと、

書を捨て、町へ出よ、読んでる暇などあったら歩け東京、みたいな方向性になってしまった。書籍全否定。しかも私はもうこれ持ってないし。使い込む前になくしたから。*1


暫く考えたが人にプレゼントできる本が無いというよりむしろ本をプレゼントできるような人がいない、と書こうと思ってやめた。ほんとは私から古本の文庫本の 1冊でもいいからプレゼントしてもらいたい人は世界のどこかにいるのかもしれないけど、思い至らない私がその人を知らぬ間にとても傷付けているとかそんな可能性が無いわけではない、その可能性には気付いているのにその人までには辿り着かない、辿り着いていないという事実がその人をもっと深く傷付けるかもしれない、なんてことを書けばその深い傷を更にえぐるようなことになるかもしれないじゃないか、ごめんなさい、そんな冷たさ、鈍感さを含めて私なんです、とかいう妄想の自由。国民の権利。ああ、自由ってすばらしいなぁ(泣きながら)。

あ、因みに

お金と腕力(かいなぢから)のある人は、保育社のクモの図鑑文一総合出版のカエルの図鑑、あとワシタカの図鑑*2を買うといいと思います。おもいまーす。
あと、ちゃんと本をしまえる場所も必要。でかいので。重いので。普通に「本棚」でいいんだけど。

*1:見知らぬ誰かにプレゼントしたという解釈は可能だ。

*2:ただしこれは絶版