今度のキングは青バックだ!

海を制したキングが次に向かう場所、それは、空に決まってるじゃないかJK!
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「えー、既に御説明いたしましたとおり、このたびプロジェクトリーダーという、かくも重要なお役目を頂戴するにあたり、私、暫く寝ずに考えました。期間的には、…概ね 3日間ほどになりましょうか。その内容はと申しますと、根本的、根源的なところでは、(中略)要するに、ニューサンキングとは、そもそもなんなのか。これまでの会議の議事録も参考にと拝見いたしました。結論から申せば議事録はほとんど役に立たなかったのですが、この自由な雰囲気から生まれた商品であるということ、そして(中略)そこでひとつの結論に達したのであります。ニュー・サン・キング、つまり、新たな太陽の王様です。日本語に直すと新・太陽王であります。(中略)そこで春のニューサンキングはいかにあるべきか。太陽の王です。太陽、お日さまは、どこにあるべきか。そうです、太陽は、大空に輝いてこそ太陽です。ましてや太陽の王です。空にあらずしていずこにあるべきか。しかるにその」
「あのえーと、要するに、論点をまとめると?」
「こほ。つまり、王がどこに君臨するかと申しますと、再三申し上げているとおり」
「あーあーつまり、つまりですね、今回のパッケージは空色でいこう、と、そういうことですね、ていうかこのレジュメに載ってるこれが空色に塗ってありますね、て話なんだけど。」

「…まあ、かいつまんで言うと、といういうことになりましょうか。ただしですね、私の申し上げたかったのは踏まえるべき当然の道筋としての、これまでのニュー」
「大体わかったんでもういいです(大嘘)」
「(…最初からかいつまめよ!)」
「(話、なげぇ…つかまだ続ける気だったんだ)」
「(腹減った…)」
「おっけー、いいんじゃないの。じゃあ、今回のキングは空色ってことで。あとは適当にデザイナーと詰めといてくれればいいよ。初稿がアップしたらまた召集してね」
「はい解散解散」
「撤収〜」
「めしめし〜」
「あそこのカレー屋さぁ、スープがなくなり次第終了って」
「カレー屋なのに?」


「(今度のリーダー、黙ってれば美人なんだけどなぁ…)」
「(今度のリーダー、じっとしてれば普通なんだけどなぁ…)」
「(今度のリーダー、外見だけなら俺の嫁なんだけどなぁ…)」


あやうし! チーム・ニュー★サン★キング、崩壊の危機!?
果たして「次回」はあるのか? どきどきしながら夏を待て!



見守る為政者って、なんかヤダ。
「ふん、たわけが。ワシほどの王ともなれば、もはや政治などせぬわ。」
…左様ですか。