一応金融機関じゃないのか

二千円札を数枚、入手したくて、郵便局に行ってみた。窓口で問い合わせると、「なにぃ二千円札だ? んなモンあるわけ無ぇだろ。こちとらいそがしいんだ、邪魔だから、とっとと帰ェッた帰ェッた!」と言われてしまい、仕方がないのでしくしく泣きながら帰った。道すがら、ジワリと照りつける太陽と、己の非力さ、無力さを恨んだ。そして誓った、己の涙に誓った、もう二度と誰も哀しませはしまいと。


なわけない。でも大体あってる。
で、そしたら、なんでも、世の中の流れ的には、二千券は極力回収の方向で動いているそうだ。まじでか。そりゃあ、さしもの金融機関でも両替用に持っていたりしないよなぁ。
そうなると、もはや入手の要無しということか、それとも、今を措いてなおいつ、という話か。
いずれにせよメンドクセエ。

で、暴走だか妄想だか知らんし、どっちでもいいのだけど

¥2K は無いよ、と言われて、あっさり「じゃいいです」と立ち去ろうとたのだが、去り際に「あの、通帳は…」と意味不明なことを訊かれ「通帳? ここにありますけど」(と私の手の中にある(窓口には差し出してなかった)通帳をかざして見せる)、と応答すると、あらかじめ記入し、窓口に差し出した「払戻依頼票」的なものを「これは…? もういりませんか」と。あったりまえじゃないか。「はあ、いらないっすね」とだけ言って早々に立ち去る。
あとで考えたら、氏名住所電話番号(とあと口座番号)を記入した、個人情報のカタマリみたいなものを簡単に置いていくんじゃないよあんた、みたいな話だったのかもしれない*1が、考えようによっては、「何こいつ窓口の娘に自分の名前と電話番号教えようとしてんの、うざっ、ていうか、キモっ」とか思われた可能性もあるな、と、気付いた。
…などという勘繰りを入れる(というより、そういう発想が頭に湧いて出ずる)私、キモっ。ていうか、うざっ。

*1:不用意に提出された個人情報が不要となった場合適切且つ速やかに破棄するというのも企業のコンプライアンスとして重要なことだと思うけどな。