そろそろマック(マッキントッシュのほうではなくてマクド(略)のほうね)と、本格的に決別する時期が来たのかもしれない、そんな初夏のとある日。

マック(マクドと入力しようとしてなぜかマグロと打ち込んでいた私の病状をどなたか的確に診断してください)で、なんとかセットを注文する。「お召し上がりで」といつもながらの謎の質問。そりゃ喰うだろ。別に先週蒔いたヒマワリの後肥にしようとか言う人がいてもおかしくないそんな世の中じゃポイズンな今日この頃ではあるが、私はそんなのお勧めしないし、たぶん大家さんには怒られる。不用意に大家さんを怒らせたいとか思わない一般人、というか亜常識的市民にとってじゃあ何がお勧めかというと、車に轢かせるとかいうのもカナーリお勧めしないし、それはグリーン姉…じゃなかった(危ない、とこじゃっ、たぁ…)「みどりのおばさん」こと「交通安全指導員」という、何の権限をもって路上に立っているのかいまいちわからないひとたちに怒られるだろうし、完全に炭化するまで蒸し焼きにしてハンバーガー形状の備長炭を製造するのです、というのも私はお勧めしないし、そもそも出来上がったそれは「備長炭」ではない。
さて、私は「to go」を選択する。所謂「持ち帰り」というやつだ。すると「お召し上がり?」に引き続き、超謎の質問第二弾が繰り出される。更なるマック(マックロードではなくてマクド(笑)のほうですからコマ送りはできませんし炎のコマも出せません、愛も込めておりません)の真髄を見る。たぶん時の涙は見ない。
「おつつみは御用意いたしますか?」
は、あなた今なんと?


…いや、わかりますよ。おつまみではないんですよね。「お包み」と言ったんですよね。手提げ袋に入れますか、ということですよね。 ええと、それはもう、是非。 だって、先方が用意してきているのは、つかみどころのない紙袋ふたつである。これと、かばん(普通のパソコンバッグである)など、持って歩けない。「可能であればお願いできますか」とちょっと低姿勢に。すると、しばし待たされたのち、店員が持ってきたのは信じがたいほど馬鹿でかい紙製手提げ。イメージ的には、巾 3m ぐらいあるようなやつ。
阿呆かー!*1
そんなに CS を低下させてまで、環境アッピールがしたいのかー!
それにあれか、この馬鹿でかい紙袋は、「こいつねぇ、ことあろうか、手提げくださいって言いやがったんすよ! こいつねぇ、環境問題に非協力的なんすよ! 見てやってよ、見てやってくださいよ!」みたいなあてつけか! 謂わば
廊下に立たされている生徒の持っているバケツみたいな何か
か!*2
さっき言ってた「おつつみ」ってのは「乙罪」ってことだったのか!(ないない)


逆説的に言えば、いっそのことここまでしてくれるというならば、安心してマック(※まっくは弓へんに剪)と決別できるというものだ。さようならマック(マクレガーさんの畑へは木戸の下をくぐるよりこっちのほうが簡単だよ、とベンジャミンおじさんが教えてくれました)、いままで安っぽい肉と泥水のようなコーヒーをありがとう。

*1:というか「巾 3m」って、おまえが阿呆か。(実際は、巾30cm ×高さ34cm ×マチ18cm 。……ええ、実測しましたよ。しましたけど何か。)

*2:てことはつまり、マック(ろくろすけ出ておいで!)の食材は、バケツの中の雑巾絞り汁相当ってことか。(何の恨みでそこまで言うか)