店頭ではものすごくまぶしく見えたんだけどなあ

ヒロセテクニカルで買い物。主目的は地下でコネクタを仕込むことにあったのだが、用事が済んで地上に上がったところでトラップに。金も無いってのに GENTOS Rigel なんぞを衝動買いしてしまう。常時携帯用のライトとしてちょうどいいのが無かったので、ちょうどよかったと言えば非常に聞こえはよい。


LED ライトも実に多種多様である。そのなかで、常にポケットに入れておく為にはなかなか厳しい条件がある。「点ればいい」というような、ボタン電池+砲弾型 LED の超コンパクトなものがポケット向きかと言えば、今日日はそのぐらいの明るさなら携帯電話のバックライトで充分なのでそういうのは要らない。いざというときあたりを照らす充分な明るさが無ければわざわざ持つ意味が無い。そして明るさもさることながら、当然小さいこと、デザイン的に鋭角の部分が無いこと、勝手にスイッチが入らないこと(MXDL 3W はこの点で失格)、そして信頼性。液漏れなどは言語道断として、使おうと思ったときに接触不良です、では洒落にならない。とりわけ、ポケットのライトが役立つシチュエーションというのは往々にして既に闇の中であるからして、その場で電池の具合を確認して…などということはできない。
できれば半年メンテナンスしなくてもいきなり明るく点灯してくれるぐらいのタフネスが欲しい。(そういうのをタフネスと表現していいかはともかく。)
勿論、犠牲にしてよい項目もある。常に使用するわけではないのでランニングコストは無視できる。緊急用としては、電池寿命と明るさを天秤に掛けた場合、災害避難時など余程の場合を想定する場合以外では、明るいことが優先される。こうしたことから、リチウム電池を使用するライトは本来まさにうってつけであるのだが、如何せん「太い」。
本来であれば、ポケットに邪魔にならない超小型ながら度肝を抜く閃光、といきたいところなのだが、そういう偏った商品はなかなか存在せず、いきおい、スイッチの信頼性などから名の通ったブランドに走りがちである。背に腹は代えられない。
GENTOS も、どちらかと言うと私は小馬鹿にしていたところがある。どうせ大したことが無いと。GENTOS 買うぐらいならあきばおーで得体の知れないのを買ったほうがましでしょう、と。しかし、思い返してみれば、「GENTOS なんて」などという言い口は、 Superfire 503X なんてものをしっかり使っている私の科白ではない。特に「Rigel」シリーズについてはその性能を侮っていたようだ。単4 (AAA)1本で、充分まぶしい。
店頭では LED LENSER (レッドレンザー)のつるっとしたデザインのもの(K3) と少々迷ったが、電池が LR44 × 4 というのはやはりいただけない。集光性能云々以前の問題である。レンズの良さとコンパクトさは買うが、明るさの点でも見劣りする。


でも、帰宅後、点灯してみて、明るさでは「あきばおーで買った得体の知れないの」(\1,000 ぐらいだったと思う)にしっかり負けていることを確認し、落胆。そりゃそうか。いやこれは NiMH を使用したからであって、アルカリならば … … 明るさ変わらず … orz


おまけに、NiMH を探して無線マウスから電池を取り出したりしていたら、マウスの電池端子が消失したりして仰天。(実際は電池端子が外れてマウス内部に落っこちていた。なんてこと。) こんなきっかけでマウスを分解する羽目に遭うとは思ってもみなかった。

因みに、電池端子が脱落するほどの安物マウスであるにも拘らず、マイクロスイッチは長細かった。だからどうと言うことのほどでもないけど。更に因むと、このメーカーの、これ。(Amazon では高価いので買わないほうがいいと思うけど)