いつも思うけども、ウィルス対策ソフトって間違いなくウイルスそのものだよね。

探偵さんや特捜部さんやマルサさんなんかがやってることがストーカーさんやら取り立て屋さんやら別れさせ屋さんなんてののやってることと行動面では区別がつかないのと同じ。強い正義感とか倫理観の縛りを失ったら全てがたちどころに瓦解する。
たとえば、ウィルスソフトの開発者が、古くからの友人のために、「結婚記念日おめでとう!どうか、みんな祝ってあげてください!」というイースターエッグを仕込んだとしたら、どうか。
ものがものだけに、私なら許さない。


余談はさておき。
例えばの話、文筆家でも、研究者でも何でもいいんだけど、 PC で何か書いていたとして、あるときものすごくいい洞察を得て、それをキーボードへ打ち込もうとしたまさにその瞬間に


どーん。

こんなものが出たら、どうだろうか。
常識的に考えて思考が飛ぶよ。世紀の発見が、将来の文学賞候補が、
   ”たかが”
ウィルスソフトの気まずいインターフェイス設計によって、ソフト開発者のちょっとした自己顕示意識によって、潰えるわけである。
ウィルスソフトを作っているソフト屋さんは、いったい、この、ソフト自体の持つウィルス性と、ウィルスソフトという存在の「たかが」性に、どの程度意識を置いているのだろうか。私たちは信号を守るために道を歩いてるんじゃないんですよ。


自己主張し過ぎなんじゃないだろうか。
アラートなんて気まずくないタイミングでだそうと思ったら、そんなこといくらでもできるだろうに。IM の動作を押しのけてまで表示しなくちゃいけない道理が、どこにある。


で、当然私はかなりイラッとしながら「結構です。…」*1のボタンを選択する。



コミュニティに参加って。言い方が気に入らない。なんなんだろこのイヤーな感じ。


ほんと、最後まで失礼なやっちゃな。なにこの安い脅し。


さて、書くだけ書いたし、再起動でもすっか。(まだやってなかったんかい!)

*1:この言い回しも相当失礼だよなぁ