Twitter に書けないことなど、たくさんある

というか、書けないことのほうが多いよねJK。

ファルちゃんよ、1000Hz付近で20Hzずれてたら半音階の半分近いズレだ。苦しかったろうよ。知ってて無視してて、ほんとごめんな。これからも飼い主さんにかわいがってもらうんだぞ。

とか、よっぽど書こうかと思ったけど、嫌味に聞こえたらそれこそかわいそう過ぎるのでやめた。そういうつもりは全くないのに、取る側の解釈ひとつで単なるいじめになってしまう。


私にとって FFT の概念とかそのへんがまったくのブラックボックスで上の次元(e.g. 2次元世界の住人における 3次元的存在)なのと同じように、私が呼吸の仕方や自転車の乗り方と同レベルに考えている内容を一生かかっても掴めない人だっているというようなことであって、それで私が劣るわけでも優れているわけでもない(勿論特定分野における有利不利ぐらいはあるし時にそれが絶対的であったり致命的であったりはするのだけれども)。
細かいことはさておき、2次元人が 3次元の話をされると焦燥をおぼえ、それは時として思いもよらない感情の爆発をもたらす。
物を教えるのがどんなにうまい人だろうと、次元の橋渡しはできない、こればっかりは各自が自力で乗り越えるしかないのであって、みたいな。ごにょごにょ。
超えてない人間の戯言ではあるのだけど。それはわかってるのだけど。


余談。
Twitter ならなんでも書けるとか思っている人はまさかいないとは思うけど、気がつくとなんでも書いてしまっている人はたぶんとても多いという気がする。うっかり書かないよう常に気を付けている人も結構いると思う。それでも油断しているとぽろぽろとやってしまう人も実際後を絶たないのだろうとも想像する。
私を含めて。全力で私含めて。


でも、出し惜しみするのはもっとよくないと思ったりも。


更に余談。
絶対音っていうのはまあ単純な話、一本橋とか自転車とか(一輪車とかスノボとかのほうが近いかな?*1)みたいなもんで、いっぺん習得すればまあ大概は一生忘れたりとかはないけども「できる」の中にも技術格差はあってむしろ「できる・できない」の壁よりよっぽど険しい崖になってたりするし、勿論その技術は使わず、鍛えずにいれば劣化する。普通の状態でママチャリが乗れなくなる人は常識的に考えていないわけだけれども、「小さい頃にちゃんと取得した絶対音は一生モノ」と言ったって、所詮ママチャリには乗れる、ぐらいの話。
私の持ってるのは特に専門的な訓練を受けてない野良絶対音(逆にこのほうが珍しくて一説によると百万人にひとりとか何とか*2)なんで、精度はどうしようもない(正直実用レベルにはない)し、狂うのも早い。油断してると全音ぐらい狂うし半音系は取り損なう*3。私の中では、藁を束ねて剣道をやってる気分だ。おまえそれだったらよっぽど素手のほうがよかろう、みたいな。

*1:私は両方共出来ません、だから喩えとしてこれがあってるかは本当の意味ではわかりません。

*2:まあそれでも日本人に 1万人はいるってことだよね。
…いやいや日本人ぜんぶで何人いるんだよ。100人だ。(そう考えるとちょっとすごいな)

*3:得意な音、苦手な音、っていうのがあって、「ド」「ソ」「シ♭」「ミ」「ラ」あたりは取りやすい、とかいうのがあるわけです。絶対音持ってないという人でも、「ド」だけならみたいな人はたくさんいて(私もコンディションノーマルなときはそんなもん)、というかそのくらいならば歳をとってからでも習得可能で、そこから「ドレミ…」と丁寧にやっていく根性と几帳面さと作業時間があれば実は大概の人が耳コピとかできる。ちゃんとした絶対音を持ってると耳コピが「圧倒的に楽」ってだけであってそれ以上ではないと思う。
(まあ、持ってないと(あるいは持ってても緩いと)圧倒的にしんどいわけだが、そんな機械的な作業は今日日 1万円ぐらいのソフトが全部やってくれる。)