まったく読売新聞といい、フジテレビといい、頭大丈夫なのか

フジテレビは「被災地に向かうボランティアはポリタンクにガソリン詰めてもってけ」って言ったとか。
ぉぃぉぃ、それ消防法違反ですから。爆発事故で二次災害起こせって? それ、軽いテロ行為だろ。



そして読売。

「上田真央」なる人物(読売新聞徳島支局)による、署名記事だ。

被災者の心の傷忘れずに


<記者手帳>

 県など主催の「とくしまマラソン」が、予定通り20日に開かれる。飯泉知事は「義援金を集めるチャリティー大会にしたい」と表明した。しかし、東日本巨大地震の犠牲者の全体数さえまだわからないこの時期に、大会を開かなければならない理由はあるのか、疑問だ。
 知事は「被災者に支援の声を届けるチャリティーの受け皿にし、勇気を与えたい」「国民全体の心が傷付き、前向きなことができなくなるのが心配。マラソン開催で、少しでも前向きに考えられるように」と説明する。
 義援金を少しでも多く集め、早く被災者の生活を支援したいとの気持ちはわかる。しかし、楽しむことが主眼で、<お祭り的要素〉がある市民マラソンは、今開くべきかどうか。
 スポーツ界では、Jリーグが公式戦全試合の月内中止を決め、同じ20日開催予定の板橋Cityマラソン(東京都)と全日本実業団ハーフマラソン山口県)も中止された。予定通りの開催を決めた大会もあるが、一般のイベントにも自粛が広がっている。
 とくしまマラソンの実行委事務局には、開催するかどうかを尋ねる電話が増え、15日は、問い合わせ電話82件のうち、「今はマラソンをする時期ではない」と中止を求める声が最多の36件。出場辞退も同日までで20人余りあり、相次いでいるという。
 いつからなら開催OKという答えはない。しかし、少なくとも今ではないと思う。義援金集めが目的なら、もっと効果的な方法があるはずだ。被災者の心の傷は、遠く離れた徳島に住む私たち県民の想像をはるかに超えているだろう。主催者や参加するランナーにはそれを忘れてほしくない。(上田真央)
(2011年3月16日 読売新聞)

どうせ週明けには気付いて消すんだろうから、全文コピった。


お祭りいけないんだって。
ふーん。


因みに、とくしまマラソンのサイト。

新聞への上記文章掲載より先なのか、あとなのかは不明だが、2011/03/16 付けで開催延期を決定している。 19日現在で開催日未定。 → 無期限延期とのこと。
とくしまマラソン公式情報拡散用非公式 Twitter アカウント : http://twitter.com/tokumara_bot
【追記】 とくまら公式ではないと bot さんから直々に御連絡いただきました m(_ _)m



でもって、 2ch の反応。

…ていうかさ。
なんなのこの流れ。
因みにこういう市民マラソンJリーグプロ野球と同格に扱うのは間違ってるし、東京は今も余震が続く「被災地」だぜ。一緒くたにすんな。


追記::取り付く島のない底抜けの馬鹿とは

地方版の記者だからって許されることと許されないことがあるだろ。

とくしまマラソン延期


開催一転、無期限に
 県、徳島市など関係団体による「とくしまマラソン」の実行委員会は16日、飯泉知事が「東日本巨大地震の被災地支援のためのチャリティー大会として、予定していた20日に開く」と発表した内容を変更、<無期限延期>を決めた。福島第一原発放射能問題も心配され、ランナーらの安全確保が困難と判断した。開催に意欲を示していた知事は「沈静化した後にチャリティーラソンを実施したい」と述べた。
 とくしまマラソンは20日に7000人規模で開かれる予定だったが、巨大地震後、県などが開催の可否を検討。知事が14日の定例記者会見で、ランナーのゼッケン販売や出場辞退枠をチャリティー枠として売り、義援金を募る大会にすると表明した。しかし、その後、県内外から批判の声が上がっていた。
 実行委では、徳島市教委から、「市民からチャリティーとして見てもらえるのか。ボランティアも意欲が下がっている。前回までと同じようなチャリティーの思いは生まれないのでは」と開催に慎重な意見が出された。徳島陸上競技協会も「安全面で不安がある」と開催に反対。警備や交通規制に当たる県警は、被災地救援のため、マラソンには動員が難しいとした。
 これらの意見を踏まえ、知事は「原発の問題、地震の群発などあらゆるところが想定外。ランナーの安全を保つことが難しい状態になった。時期が来た時にチャリティーで行いたい」と述べ、大会の無期限延期を決めた
 同マラソン事務局は、出走予定の全ランナーに延期を知らせるはがきを送るほか、県ホームページなどでも通知を始めた。
 とくしまマラソンに参加する予定だった全国組織「フル百回楽走会」の副会長・吉藤尚さん(73)(徳島市津田町)は実行委の決定について、「ランナーとして残念としか言いようがないが、被災地の人のことを考えると延期も仕方ない。大会を通じて、元気をいっぱい発信しようと思ったんだが」と残念がった。
「ほんもの体験」中止 県は16日、18〜20日に県内各地で開く予定だった催し「第8回全国ほんもの体験フォーラムin徳島」を中止にすると発表した。フォーラムの事務局は「地震の影響で参加できないコーディネーターやパネリストが増え、参加申込者からのキャンセルも増えたため」などと説明している。
東日本巨大地震の後、14日に予定通りの開催が表明された「とくしまマラソン」が、わずか2日後に延期が決まった。開催決定は、被災地を応援したいという知事の“挑戦”だったのかもしれないが、「時期尚早だ」という批判の高まりは避けられなかったとみられる。
 「被災地で水も食べ物もない時に不謹慎だ」「チャリティーだからと割り切れない」。知事の開催決定表明後、大会事務局にはチャリティーを歓迎する意見も届いたが、同時に、県民や参加ランナーらから厳しい意見も寄せられた。
 知事は延期理由として、被災した原発の状況悪化や相次ぐ余震、警察官約70人が被災地支援に派遣されて警備を十分できる態勢でないことを挙げ、「事態の急激な変化で、ランナーらの安全が保てない」と述べた。
 「機が熟した時に復興支援大会を開きたい」。知事は報道陣の質問にそう答えた。いつになるか分からないが、ランナーの安全安心が確保され、被災者が混乱から落ち着いた時、県民挙げて被災者を応援したい。その時期が早く来ることを願う気持ちは、誰もが同じだと思う。(上田真央)
(2011年3月17日 読売新聞)


なんだこの誘導記事。
こんな書き方で不安を煽りたいのか?
読売新聞ってのはそういう新聞なのか?!


遠巻きに安全圏から、思い込みで言いたいこと言ってるのは上田、おまえじゃんか