ワンチップデフォ子的な何か

歌わないですけどね。喋るだけですが。
これはいいものだ。

これのおもしろいところは、Arduino 標準機と同じ ATMega328p を使用しているため、Arduino にチップ差し替えで使えてしまうところ。 うまいこと考えたな。要するにブレークアウトボード(試作評価基板)をあらたに用意する必要がないという。(もともと Arduino がハードウェア的には ATMEL AVR マイコンの評価基板のようなものなので(正確にはちょっと違う*1)。)
で、ローマ字ベースの入力で、こんなん喋る。

(※ 実施に喋るのは 01:00 あたりから
UTAU耳(ボカロ耳)なら聞きとり余裕です(笑) しかもなかなかかわいらしい。


AquesTalk pico は、もともと極小サイズ且つローパワーの AquesTalk が更に小さく、ワンチップマイコン上でも動作可能になったもの。

ワークメモリサイズ 500KB、ROM サイズ 30kB、 8bit 4MHz からいけるらしい。往年のポケコンレベルのパワーでも余裕ですね。


#MTM07 で先行販売するらしい。
手頃な価格なら、欲しいな。 生の ATMega328p が ¥250 で入手可能なので(→ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03142/)、… ¥1000 ぐらいなら…でもやっぱもっとするのかなぁ。
【追記】 「¥1000 ぐらい」らしいです!


パパっと思いつくのが、Arduino + USB ホストシールド(あるいは Arduino UNO を USB ホスト化)で USB 接続のかなキーボード入力からリアルタイムで喋るガジェット(PCレス)とか。あんまおもしろくないかな。

*1:全線引き出されてはいないとか、チップの全機能が使えるよう設計されているわけではない。