光んねぇよ。おまえらの才能とかも。
いろいろ議論はあるようだが、題意では「光った」という前提で出題されているようなので、百歩譲って極性の問題はパスしているとしよう( LED のアノード(+)側が銅電極、カソード(-)側が亜鉛電極ならば極性的にはオッケー。また、一般常識として、LED の足の長さが異なる場合は長いほうがアノード。)
だが、問題は電圧。起電力が足りない。
「点灯する」というからには、それを再現性のあるかたちで確認できる必要がある。この実験において「視認できること」は実験の性質から鑑みて重要である。従って、可視光で発光しない赤外LED を用いるというのは、なしだ。
また、使用する LED に関して、特に註記が無い以上、その LED は「特殊仕様のもの」であってはならない。
つまりこの問題は前提不成立につき、無効。
それでもつくんです、誤差の範囲なんです、などという世迷言を吐き続けるのであれば、宜しい、次回の「神戸ルミナリエ」からは、LED イルミネーションの点灯を、兵庫県教育委員会の皆様に責任持ってやっていただくというのはどうか。
私も問題ないと判断しますよ?
おまけ
LED と入試というのはどうも相性がよろしくないのかもしれにあ。
- 2010年度入試シリーズ (2)早稲田中学校【理科】より 2010-02-09 (学習塾ロジム 今週の1問)
突っ込みどころが満載。
…しかしでは、おまえはわかっているのかね? と改めて問われると、正味な話、弱い。
このての「問題」はそういうブーメラン的な側面が実にいやらしいのだ。だからこそ、不愉快なのかもしれない。