コンビニ店員のあの娘に(若しくはあのひとに)それとなく連絡先を伝えるライフハック

いつも行くコンビニのあの娘(あのひと)が、どうも私に気があるみたいだ。でも、店員と客の関係、私のこと気になってますかなんて訊ける訳がない。このままではあの娘(あのひと)がかわいそうだから、私の連絡先をそれとなく教えてあげたい。どうしようか。
…というような電波剥き出しの人がいるかどうかはさておくとして、万が一実践するとなったならば、その方法はとてもかんたん。

  1. 携帯電話の支払方法を振込票(振込用紙)による振込に指定する。ただし、携帯各社とも、現在クレジットや口座振替で支払っている場合、振込にダウングレードすることはできないと思われるので、新規で契約するしかないかもしれない。
  2. 振込票が郵送されてきたら、振込票を持ってコンビニに行き、支払いを済ませる。
  3. 以上。

これだけ。あとはあの娘(あのひと)が勝手にマニュアルハッキング*1してくれることだろう。
電気・ガスなど公共料金の支払いでもよいのだが、これらの振込票には電話番号が入っていないのである。でも、手堅く郵政省メールとかしたためてくれそうな人だったら、こちらでもオッケー。


というか、ふと思ったわけである。口座振替やら、クレジット支払いが普及するわけだ。コンビニ支払い(決済/振替)はとても手軽で便利、コンビニのコンビニ(エンス)たる証左みたいなものと言っても過言ではないところだけど、相手は郵便局員でも役場の職員でも銀行の社員でもない、社会的に身分が担保されているとは言い切れない、どこの馬の骨とも知れぬ人間である。「社会的に確かな身分といわれているから、だからなんだ。どの階層にも悪い奴はいる。警察官が殺人をする、裁判所職員がストーカーをする、そういう世の中じゃないか。そんなもの何の担保にもなりはしないだろ。」という向きもあるかもしれないが、所詮犯罪への罹災というのは確率の問題である。また、「万が一何かあったときの補償等を考えた」場合、行方をくらませば追跡など不可能となりやすい彼等の眼前に個人情報を晒すというのは、正味な話、大丈夫なのだろうか、ということである。クレジットカードのスキミングなんかよりよっぽどやばいのではないだろうか。まだ、そういう関連の事件が発生しているというニュースを目にした記憶がないが、いつ起こっても不思議はない、そんな気もする。
いちいち気にしていたらなんにもできんだろ、というような話ではある。


というわけで、ちっともライフハックではない。ライフをハックされるのはむしろこちらだ。ライフ被ハック。
(別にどうでもいいけど)
ライフ被ハックって、言いにくいな。

*1:笑い事ではない。芸能人と接客業従事者(CA など)の結婚、「その後は猛烈にアタックしました」(芸能人じゃないほう談)なんて話はともすれば美談として語られたりするけど、こんなもの大概は重篤守秘義務違反だ。信じがたいことに、結構まかり通っている。