どうでもいいといえば、これほどまでにこの上なくどうでもよい話も無いのだが。

秋葉原殺傷事件の犠牲者の 1人の御遺族であるお父さんが、現場を訪れた際に撮影に使用していたカメラが、京セラ SAMURAI (初期モデル)だった。この後期モデルを使用し、数年にわたり愛用していたものの落下させてあっさりお釈迦にした*1私としては、この機種が実用稼動状態で世の中に存在することに、焦りに近い感動を覚えた。

*1:海岸の岩場で使用中に手を滑らせ、初撃で裏蓋破損、救出する間も無く転がった本体は潮溜まりに水没。この事態がどう見ても修理不能を意味することを一瞬で理解するぐらいの常識は、当時の私も持ち合わせていた。