それがまた楽しくもある

キョリ測」などを使用して、大まかにルート検討をしてみる。最近は日中の時間がとにかく短いので、無駄な歩きはできるだけ省きたい。(そもそもやってること全体が無駄だと言われればぐぅの音も出ないのだけど、そこはそれ。)とりわけ今回の行程においては、しょっぱなの歩きがネックになりそうな気配だ。
でもって、何かいいソリューションは無いかと地図を眺めていると、想定ルート上に私鉄(死語)の駅がある。JR ではなく、最初からこの路線を使えば、若干だが時間の短縮、および体力の温存ができるかもしれない。微々たりとはいえ、いきなりの 10分短縮はなかなか魅力的であろう。よし、それでいくか。
…と思ったのだが、よくよく考えれば、その路線を使用するには最寄り駅まで最低でも 10分は歩かなければならない。プラマイゼロ。時間短縮できません。乗る前に歩くか、下りてから歩くか、その違いだけ。ならば、運賃を嵩ませてまで、知った道を歩く意味は無かろう。やめやめ。
先に気付いたからよかったようなものだが、ルート設定にはひらめきと思慮深さの両方が常に必要だ。トウキョウ・ワンダラーにとって、選択肢が多いのはときに余計な迷いの元である。


いってきます。