ま、今日のは逃避も兼ねたおまけみたいなもんだから。

本日の逃避行(でも結局戻ってくる):15.4km ぐらい

撮影枚数は 46枚。
俗にリハビリとも言う。新たな発見をしたければ同じ道など通らないほうがいいに決まっているが、そういうことを考えるのが面倒臭いので、昨日とまるで同じルートを流用。「そういうことを考えるのが面倒臭い」なんて言う人間は本来ワンダラーを名乗る資格など微塵も無いという意見もあるが、そこはそれ。
早速本日の 1枚目を撮影しようとしたところ、カメラの電源が入らない。うんともすんとも言わない。一瞬、壊したかと思って電光石火、さまざまの思いを巡らせたが、何のことはない、バッテリの入れ忘れだった。こんなミスは正直はじめてだ。交換用バッテリは完備していたので事なきを得る。「愚行用」パッケージをカバンごとしつらえておいてあるメリットはこういうときに発揮される。回り持った性格もこういうときには有益である。
途中「出世観音前」という交差点を見かける。当然そこの前には出世観音様がいらっしゃるわけだ。何の気の迷いか、詣でてみようと思い立った。だが、見つからず。やはり私は出世などには端から縁がない、とそういうことのようだ。
ときに、ナチュラルローソンって、ビジネスモデルとしてはものすごくいい線を行ってるんじゃないかな、と思った。「自分はいろんな意味で意識が高いですよ」と思い込んでいる人とか、「自分のならとかどうでもいいしなに食ったって死ぬわけじゃないだろ、別にグルメでもないし。でも家族のこと、子供のこととなると話は違うね」というような人とか、ともかくある一定層のハートをがっちりと掴む要素がしっかり押さえられてる。休日に家族でコンビニとか絶対に無いだろ、でもナチュラルローソンならありかも、とか、じいちゃんにコンビニ行けよ、は流石に酷い、でもナチュラルローソン行ってきな、はありかも、なんてことを思わせることが可能な仕掛けだ。それは、ampm など「からだにやさしい」を盛んに主張しているコンビニとも、なにやら宗教がかった自然食品の店とも違う、しかしニッチというには巨大すぎる鉱脈を叩いている気配。
あとは、いかに訴求するか、じゃないだろうか。実際問題として、店舗に「コンビニオーラ」が無さすぎる。ここにある、とわかっているのに見落とすぐらい、営業してます感が無かったりするのだ。ま、どうでもいいんだけど。

路上観察学の王道、フェイスハンティングとか織り交ぜつつ。*1ナチュラダンボーだ。
先程とは別のコンビニで雑誌のところをざらっと眺めていたら、どこかで見覚えのある絵柄がコミック誌の表紙になっているのを見た。羽海野さんだった。「3月のライオン」2巻が出たようで、その宣伝を兼ねて表紙になっていたようだった。

出てたんか。*2作者本人ブログではなんにも言ってなかったんじゃないか。*3(というか、作者は単行本の発売開始時にはもうとっくにそれ関連の仕事終わってるわけだが。)少しぐらい色気出して宣伝してもいいだろうに。むしろ本人ブログなんてそういうためにあるのが普通じゃないのか
…ともかく即買い。直近の書店で即買い。ところがその書店でハプニングが。「3月のライオン」(2) も新刊コーナーに平積みになっていたわけだが、そのすぐそばに、ちょっと奇妙な絵柄の漫画が。

植芝理一じゃないですか! まだ描いてたんだ!*4
しかも既に 4巻*5ってどういうことですか! どうしよう、買ったはいいが(買ったんかい)、先に 4巻読んでしまっていいものか。私の場合、大概は大丈夫だけど、作品に拠る*6からなんともいえない部分もある。げに、先達はあらまほしきかな。
アフタヌーン、チェックしないと駄目かなぁ。 というか、したら駄目だろうなぁ、いろんな意味で。
てな感じで、10:30 出撃、13:00 帰投。今日はもう何にもしない。


…あ、宿題(の残り)が。

*1:ただし動産のウォッチングは邪道もいいところだろう(と、後で気付いた)。

*2:2008/11/28 発売。まだ出たばっか

*3:いま確認してみたら、ちゃんと触れてた。失礼致しました m(_ _)m (誰に言ってるんだ?)

*4:ってどういう言いがかりですか>俺
因みにこれの前作は(私が)全く未チェックなうちにコミックス 6巻まで出て完結(終了?)している。
更に因むと、そのまた前作は賞をとった投稿読み切り版しか読んでいない。連載版はなんとか篇も含めて、手に取ってすらいない。
要するに駄目じゃん。

*5:余談になるけど、装丁デザインの人がものすごい頑張ってるなぁと思う。

*6:というか、デジタル化された植芝理一をどう観賞するかというところに重きをおきたいところである。個人的事情としては。まあ、よく知らないんだけど。(知らんのかい。)