細麺もうまいな。

パスタといったら太麺、みたいな嗜好がある。パスタによらず、麺は太いほうが好きだ。そばよりもうどんが好きなのは一面「太いから」みたいなところもある。その太麺の中でも究極の太麺といってよいのがきしめんやフェトチーネのような平打ち麺。カルボナーラなんて至高だ。ミートソースも本来はフェトチーネで喰らうものらしい。麺とひき肉ソース(現在主流のトマトソース寄りのミートソースではなく)のバランスを考えれば、確かにそうだろう。
であるからして、茹で加減がなかなか難しく且つコストパフォーマンスの低いフェトチーネは我慢するにしても、同じパスタならなるたけ太く、太く、という志向の私である。そんな私が間違えて買ってしまった 1.4mm 。細い。細すぎる。素麺かこれは。
しかしながら、スープ系のような、ソース自体が食べられるタイプの場合、細麺は意外にいい。そんなことはもう常識なのだろうけど、自分で茹でて食べてみて、初めて判った気がした。
しかも細麺は茹で時間が短い。かたちばかりのエコロジストを標榜するおまえらにもうってつけだぜ。まあ、もっとエコロジーなのは茹でずにそのまま喰うことだけどな。消化されないからダイエットにもなるぜ。