「ホワイトなんちゃら」のブームはもう去ったろうに


あじわい白い珈琲」というのが出ていたので飲んでみたが、それはほぼ、「薄めて砂糖を入れた牛乳」だった。珈琲の片鱗も感じられなかった。
対して、今年も出ていた、白いこいつ。ブームとかそういうの全く関係無さげ。
意味とか節操とか無く画像貼ってみる。

  
  


なんかものすごい投げ遣りな企画会議が想像されて仕方が無い。


「はい、では始めます、2008年度第243回くじアンおもしろかった会議〜」
「回数多すぎでしょ」
「突っ込むところそこか」
「あのぅ、くじアンってなんです?」
「後で説明してやるから」
「はぁ」
「で、どうします、今年?」
「どうって、何を」
「どうも何も、冬っていったらあれですよ、ニューサンキング。」
「そりゃ知ってるけど、ほんとにまたやるの?」
「やめたら濃いファンが黙ってないでしょうよ」
「濃い、白い、どろっとした、ファンが…」
「よしなさい昼間っから」
「いるのか、ファンとか」
「まあいいから」
「まあいいからで出される商品もすげえなぁ」
「それを買う人がいるからまた不思議ですよねー」
「おいおい」
「で、今年で 3回目なんですけどこれ、そろそろね、抜本的な」
「えーこれもう 3年目なの?」
「知らんのか」
「いやいやいや、知ってるけどさあ。すごいねー」
「ですからその抜本的な」
「抜本的抜本的言うけどなぁ、抜本を指摘したらこの商品、そもそも無しだろ」
「はははそりゃそうだ」
「わろてる場合か」
「そもそも論で言うとさ、なんでキングなんだよ」
「そこから? そこからなの?」
「乳酸菌、ニュー☆サン☆キーン☆、だからニューサンキーング、ってそんだけでしょ」
「そんだけかぁ」
「そんだけなのだぁ」
「いまニューとサーンとキーンのあいだに星が見えてたよ」
つのだ☆ひろ的なやつだな」
「で王様なわけだ。いきなり。なにこの王様は何を目指してるわけ?」
「そりゃあ何、って…」
「乳酸…王?」
「乳酸王って」
「乳酸王ねぇ…」
「乳酸王になりてぇかなぁ」
「乳酸王になる…俺は…ああ、『乳酸王に、俺はなる!』ってやつか」
「どこの努力友情勝利だよ」
「ていうか「俺は」じゃなくて「ワシは」、でしょ」
「乳酸王に、わしはなる!!…てことか」
「んー、よしそれ行こう」
「…は?」
「行くって?」
「だからぁ、今年のキングはそれで行こう。うん。イメージ固めといてね。じゃ、あとはよろしこ。バイニー」
「えぇー、ってもう行っちゃったよ」
「百歩譲ってよろしこはいいとして、バイニーは無いな」
「あのぅ、よろしこってなんですか?」
「後で説明してやるから」
「はぁ」
「(バイニーは知ってるんだ…)」
「(そういうおまえも知ってるんだ…)」
「じゃああれだ、科白は「俺はなる!」で行くとして」
「ワシはなる!ね」
「ああもうどっちでもええわい! じゃあ海賊押しってことでいいの?」
「乳酸菌の海原に…白い海原、だねここは」
「ジャンプからクレーム来んじゃね?」
「大丈夫大丈夫。短期間商品だから、むこーさんが気付いた頃には在庫掃けてるよ」
「大丈夫の根拠がそこかい」
「海賊コンセプトなら、白は厳しいのではなくてだな?」
「白い海賊って締まらんねぇ」
「じゃ、黒ってことで」
「はあぁ?」
「全体を黒ってことでいかがっすか」
「ああいいんじゃない、適度にイメチェンで」
「いいのか」
「いいんじゃないの?」
「ついでに中もイカ墨味にしておくか」
「何その全否定」
イカ墨ドリンクじゃ乳酸菌飲料ですらないっていう」
「今日日そのくらいのサプライズがほら」
「おまえはちょっと黙っててくれないか」
「あのぅ、乳酸王だとなんで、海賊、なんですか?」
「後でまとめて教えてやるから」
「はぁ」
「誰だよこんなやつ連れてきたの」
「常識人混ぜとかないと後で困るみたいな話じゃないの?」
「なんだよ常識人ならもうここにひとりいるじゃんかよー」
「だからおまえは黙ってろよ」


みたいな。


勝手な空想なので怒らないでください>関係各位