むかし、「クイックワン」という、お湯を注いで 1分でできるカップ麺があって、そしてすぐに廃れた。

結構 TVCM なんかも大々的にやって、それなりに話題にもなったようだが、市場から姿を消すのは早かった。
で、その理由として「カップラーメンは 3分、という固定観念が浸透しすぎていて、1分とわかっていてもつい 3分待ってしまい、調理に失敗する」というふうなことがまことしやかに言われている。が、私は、違うんでないか、という気がしている。


単純にまずかったから売れなかったのではないか。


というわけで、私はクイックワンやその系列よりも、「アルキメンデス」の復活を希望する。これもイロモノ中のイロモノ。何しろ、お湯も要らない、水も要らない、火も、電子レンジも要らず、調理時間ゼロのカップ麺である。もっとも、こちらも味に関しては高評価を目にしたことは無いが(、私は嫌いではなかった。コストパフォーマンスは当然よくなかったが、折に触れて食べていた)。