個人商店で ***.jp ドメインを取っているところは、結構勉強熱心なところではないかというバロメータは、どうだろうか。

どうだろうかといわれても困るだろうけど。
 
フレアが目立つぐらいまで補正。のほうがファンタジックかなと思って。


ただお店を眺めるのなら、すぐ向かいの郵便局のポーチに設置してある(というか、ただ置いてある)ベンチでコーヒーでも飲みながら(角を曲がった先にコンビニがある)ぼーっとするのがよい。もっとも、そんなところでぼーっとしなくても、すぐそこには洗足池があるから、池のほとりでぼーっとしたほうがよほど「ぼーっとし甲斐」のある時間を過ごすことができるけれども。
お店の奥さん(だと思われる)が商品写真を店頭で直接撮影していたのだが、割とちゃんとしたレンズを履いたデジタル一眼だった(のようだった)。さしずめ自店のホームページにでも掲載するための写真撮影かな、などと思いながらなんとなく眺める。花の写真はちゃんと撮るとおもしろい。でもってまた奥が深い。そして甚だ難しい。鉢植えの写真をそれなり使えるように撮るには、簡易でもいいから撮影ブースと 2灯以上のライトもしくは外付けのストロボが必要。日陰の自然光で手持ちだと、いくら一眼とはいえホームページ掲載用の写真ぐらいにしかならない。
でも、自店の商品を撮影というのは、熱心なことだ。消えゆくからこそ花は美しい、みたいな考えの花屋さんも少なくないだろうに、とか、やりだすと大変そうだ、とか、諸々。


で、テント部に URL が記してある。

総じてちゃんとした花屋さんには美意識のしっかりした印象を受けるものだが*1、ここは加えて特に、いろいろと熱心なのかな、という印象を受けた。ウェブに掲載された写真は思ったほどぱっとしない気もするが、店頭の色合いから受ける感じからしても、全体に落ち着いたトーンが好みなのかもしれない。( vivid の対義語ってなんだろ。pale か grayish かな。ダイレクトな対義語は存在しないのだろうか。)
まあ、細かいところにお金をかけられるのも、儲かっているからだろうかな、という言い方はできるわけだが、そこまで言ってしまうと無粋か。

*1:勿論そういうお店ばかりかというとそうでもなく、中には「おまえは八百屋か」と突っ込みたくなるような花屋さんもある。
…って八百屋さんに失礼か?