いろいろ書こうとは思っているのだが、眠気に負ける程度の内容ということである

そうしてチラッと浮かんだこととかぐるぐる脳内を巡らせたこととか、そういうのが雲散霧消していく。その日のちょっとした出来事だったり、季節感のある話だったりすると、数日経過するうちに気持ちの上での旬を過ぎ、そうこうしているうちに本当に旬を過ぎる。「スダジイの花のにおいがすごいけど、柿の花のにおいもしている」みたいなことはもう消費期限が切れた。オナガが、ヒヨドリが、ハシブトガラスの営巣が、みたいな話はそもそも話題としてまとまらないうちに時期を逸脱した。写真を撮っておけばいいのか、というと、思ったように撮れてなかったりしてモチベーションは却って落ちる。
花の写真だって、常にじっくりと時間をかけて撮れるとは限らない。デジカメだからといって撮影したものをその場でチェックし、問題があれば即撮り直し、ということが常にできるわけではない。
 

まあしかし、だからといって、これは酷い。
いろいろと膨らませようかと思っていたものが、写真を見た途端に音を立ててしぼんでゆく。

そうこうしているうちに、今日もタイムリミットを迎える。やろうと思っていたことの半分も終えずに、眠気だけはきっちりやってくる。