PENTAX K-7 についてひとこと書いておくテスト
「K20D や K10D の価格が暴落するといいなぁ」なんてことを思っていたりした程度だったのだが、リークされた K-7 のプロファイル*1、横からの画像を見て俄然気が変わった。
レンズマウントのフランジ面に対して、軍艦部の前方突出が、ほとんど無い。
参考までに、K20D を横から見ると、こんな。(※ スケール(サイズ)は合わせていません)
(関係ないけど、こっちは公式サイトの画像なのに、曲がってる。酷くないか?)*2
MZ シリーズ、あるいはそれ以前の Z シリーズあたりからだろうか、ペンタックスの一眼レフは共通して軍艦部が前方にせり出すデザインとなっている。(新しめのカメラは PENTAX に限らず、各社とも似たり寄ったりではあるのだが…。) で、これが実にまずい。これの何がまずいかというと、この軍艦部が邪魔して、古いレンズが物によっては物理的に付かない事態が発生するのである。たとえば、RUBINAR REFLEX 500mm/f5.6 なんていうロシアのレンズなんかは、圧倒的に無理*3。テレコンを噛ませてつけるとか、そういう変則技を使わないと「絞りがどうこう」以前の問題なのであった。レンズそのもので遊びたいのに、テレコン使っちゃある意味台無し、ではどうするか。ボディも古い機種であるとか、P30T(笑) のようなへなちょこ機種であるとか…を使ってやるしかなかった。つまり、デジタルのボディでは、せっかく仕様的に嵌合する古の M42 レンズで遊ぶことができなかったのである。
それが、K-7 なら、できるかもしれない、となれば、それはどういうことか。
- PENTAX はよくわかっている!
- K-7 はいいカメラだ!
ということである。…でも入手しようとは思わないけどね。とりあえず。高いし。宝くじでも当たったら考える。