ついでのおまけの話。

おまけという割には力が入っているんだか、そうでもないんだか、よくわからない状態で、Arduino 関連、というか、スイッチサイエンスさん絡みのネタ。


以前、

この記事を参考にしてジャンパワイヤを何本か自作したのだが、実は同じ千石電商(本店)で、スイッチサイエンスさんで販売している角型ヘッドのヘッダピン(と同等品)が入手可能であることがわかったので、メモ φ(°_°)。
角型ヘッドのピンは、mil ピッチの標準的なブレッドボードに差して使用する際に非常に具合がよい。勿論、現状でもスイッチサイエンスさんから通販で購入すればよいのだが、長さ 10cm のものが 10本単位、あるいは 15cm のものが 100本単位でないと入手不可であり、もっと長いのが欲しいとか、どうしてもオレンジ色と紫色のワイヤーがいいとか、何か加工して使用したい、などという際にはリード線を切って継ぐなどという無骨な方法しかなかった。


● 自作なんてもっての他というかたには
千石電商 本店の 2階に上がっていただき、マイコン関連売ってるコーナーのあたりでカモン(COMON)の「ピン配列・延長ケーブル USBタイプ(8本入り)を購入しよう。8本入って ¥170 。

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これで オス−メスタイプのジャンパピンは OK 。
因みに千石のオンラインショップでは、この商品は現時点ではカタログされていない。(結構そういう商品あるようだ。当たり前だが。 間引かれている、というか。)
また、 8本で 200円未満ならば結構そこそこ お得感があるが、残念ながらオス−メス以外のものは無い。


● 自分で好きなように作りたいんだよ、というかたには
千石 本店 1階のコネクタコーナーでしゃがんでいただいて、「2550」というシリーズの引き出しを漁ろう。

オンラインショップではカタログされていないが、実はこの「2550」用のコネクタピンには、オスもある。ハウジングも、店頭では 1ピン用(1×1)のハウジングが手に入る。

ハウジング:サイズ 1×1 以外にも各種あり。
コネクタピン:上段がオス、下段がメス。
で、とりあえずさくっと、なんに使うのかわからない 2線ジャンパピン(オス−オス)を作ってみた。

普通のジャンパピンを 1本作るのに、¥35 。ビニール線はそこらへんに転がっているものでいいから費用コスト的に無視して構わないだろうけど、作業コストと買いに行くコスト、信頼性リスクコスト、等々を考えれば、好きな長さと色のものが作れるというメリット以外では、スイッチサイエンスさんで購入するのに比較してアドバンテージがほとんど無い。本数が多い場合には、まったく太刀打ちできない。
結線には圧着ペンチ必須。ラジオペンチしか無い場合には、はんだ付けしたほうがよい(めんどくせー)。
とはいえ、好きな本数を好きなだけ、自分で調達できるという点は、場合によっては非常に「使える」。また、ピン 1本用のものでなく、4本用、6本(2×3)用などのハウジングを用いれば、特定のピンヘッダ(Arduino ていえば X3 用とか ICSP 用とか)専用のジャンパセットが作れる(というか、それが本来の使用法)。 ピン数が合わない場合(LCD 用 14ピン(2×7)など)には切ったり(1ピン分を犠牲にすれば可能)繋いだり(接着剤でつけたり輪ゴムで縛ったりすればよい)して合わせればよい。ハウジングがシンプルな角筒型なのでこれが可能である。


ちょっと量産しておけば、いろいろな作業を併走させているときに好きなだけジャンパワイヤーをブレッドボード上に残置できるので、作業が楽になりそう。
因みにこのピン、スイッチサイエンスさんで扱っている SparkFun 製ジャンパピンとピン部分の太さは同じ(0.6〜0.65mm 角(ぐらい))のようなので、やはり、丸ピンソケットにはぎりぎり差さらない*1。丸ピンヘッダにジャンパワイヤーを直差しして使用したい私としては、なかなか悩みどころではある。

上が千石のピン。下がスイッチサイエンス。千石のほうが 1mm ほど(ピンが)短い。


更に因むと、上掲の記事内で使用している の「D-sub (細)用コネクタピン」はここで使ったコネクタハウジングにぴったり収まる。

収めた状態はこんな。
…ただし、一応ロックは微妙に引っかかるものの、簡単にすっぽ抜けるので敢えてこのハウジングを用いるメリットは、あまり無い。がんがん使うなら接着した方がいいだろうけども、接着してしまうと修正が効かない。おまけに、このピンは丸ピンなのだが、径が 7.5mm ぐらいあるのでやはり丸ピン IC ソケットには差さらない。

…てなことを【翌日追記】

昨晩 23時過ぎに帰投後、27時を過ぎたぐらいになるまで書いていたのだが、最後の方は自分でも何の為に何をしているのかわからなくなっていた。

・・・・・
ものすごい眠いので、作業続行不能

こんなことを書いて締めている。(締まってなかったけど)
どうやらあまりの眠さに諦めたらしい。書いた文はもんのすごい中途半端だった。


なにしてんだか。

*1:いや勿論、ヤスリで、角ピンの角を落とす程度にちょっと削ってやれば差さるけど、何その手間、って感じはどうしたって拭えない。