余談の方がでかくなってしまったので、再構成(詳述)して、エントリを切る。

まとまり感を著しく欠くのはその影響。


余談だが(どっちが余談だか!*1)、GoogleIME の使いにくさの要因として、

  1. 連文節変換の融通が効かなすぎる(長い助詞句的なものが毎回毎回ズラズラと出る)こと
  2. 変換区切りを手動で変更した際に残りの未変換部分の変換区切りとその候補が自動で再計算されないこと
  3. 助詞の合理性が変換候補に反映されないこと
  4. 直前に変換終了した分の「文脈」が全く無視されること

…などは、小さくない。これらすべて、ATOK ではかなり早い段階で実装されていたと思う。 要するに、日本語を使い込んでない人が作った IM だということ。日本語の肝である助詞の取回しが洗練されていない、日本語に愛が感じられない人が作ったってこと。そして、アルファでもベータでも何でもいいけど、ダメ出しがされていないとしか思えない、ちっとも練り上げられてないってこと。まあ、無理もないか。

  • 例えば:「ひつようはないじゃん」と入力した際に変換区切りが「ひつようはないじゃん」まるまる 1個になるうえに、その中に私が欲しい「必要は無いじゃん」という候補が無い。「無い」を単独区切りで変換し、その直後「ないじゃん」を変換してみると「姓井じゃん」と出たり(区切りは「ない」「じゃん」で直前の変換作業がそのまま残っている、その割に変換候補の中身は反映されていない)「ないじゃん」と出たり(区切りは「ないじゃ」「ん」、つまり直前の作業が全く反映されていない)する GoogleIME は、おかしい(というか、知恵足らず)。
  • 例えば:「むだにして」で「無駄にして」の候補が出ないとか、だったら候補区切れ、っていうか、こっちの頭が悪くなったのかと錯覚するレベル。
  • 例えば:「おこしいただいて」に「お越し頂いて」が候補として出ない。「おこし」で区切って「お越し」を出したあとに何で区切りが「いた」「だいて」になるんだ。こっちの頭が悪くなったのかと錯覚するレベル。
  • 例えば:「メールを送信した」というような文章において、細かく変換→確定する癖のある人の場合は「めーるを」だけで変換確定し、その後「そうしんした」を入力したりすることがあるわけだが、この場合においても「を」に続いて「痩身した」が候補に上がる GoogleIME は、おかしい(というか、知恵足らず)。

だったら ATOK 使えばいいじゃん、って話だし(実際問題として合法的に所有している ATOK9 あたりのほうが余程いいかもしれない)、只だから使ってるわけであり、少なからず進化に期待してる節はあったりしつつ、エンドユーザーの愚痴って見苦しいとか我ながら思う。

*1:というか余談ではなくなった。