別に林原ナントカさんは悪くない

相変わらず「集結の園へ」をヘビロテで聴きまくっているのだが。
どんな素晴らしいと思い、惚れ込むような、一生に一度出会うか否かというようなほどに思える曲でも、どこかしら何かしら不満というものは生ずるものだ。言うてもそれほどでもないこの曲には当然不満な箇所がいくつかあって、そのうち現状最も気になるのが、ブレスの位置。
サビの部分、且つ、この曲の中でテンション MAX となる曲の最後の部分で「おかえりなさい」という歌詞が出てくるのだが、ことあろうか
「おかえりな」

「さい」
のあいだにブレスを取っているんである。
そんな日本語あるか。
というか、歌手というのは、ブレスの位置を半小節でも、四半小節でもずらせるように、そのためにボイストレーニングを積んで、肺活量を維持し、身体を鍛錬し、節制をするんじゃないのだろうか? つまりこういう日本語の区切りを全く無視した歌い方をして平気だというのは、地道な努力をしてスキルの維持と限界点の押し上げを日々心がけている他の歌手に対するあからさまな挑発行為であり、これを愚弄する行為であるということもできるのだ。
ただ、「たかが声優」(失礼m(_ _)m)*1が自分からそんな歌い方を敢えてするはずもなく、たぶん、ただ「それがいけないことだ」と知る機会を与えられずにここまで来てしまった、それだけの話だろう。それはただかわいそうなだけであって、仕方が無いよね、と冷たく笑って済ませるだけだ。問題は、そういう歌わせ方をしているプロデューサーの無学。または「そんなこと勿論知ってるけど、これでいいんだ」という舐めた態度だ。


地獄に堕ちるといいと思うよ。ほんとに。

*1:ただてめえら歌唱のプロじゃねえだろ。