これからも僕らは宅配便に依存して生きて行くしかないわけで

近所の酒屋さんに取り寄せを依頼すればいいのに、「○○のだし醤油を都内で売ってるところないでしょうか、できれば新宿近辺で」とネットで訊く。「通販は送料がかかるし」と言いながら、最終的には結局通販で買う。
近所のスーパーでも売ってる品物を和歌山の酒屋さんが営んでる楽天ショップで買ったりする。


「いろいろと間違ってる!」


と叫ぶのは簡単だが、現実はそうなっているのだ。
昔の近所のショップが担っていた役割の一部を宅配便が担っている、と考えれば、システム化のひとつの形であるといえなくもない。前向きに捉える努力は可能だ。




友人に届くべき宅配便の荷物、ネット上のトラッキングサービスでステータスが「調査中」になっていたそうだ。
受け取り時に確認したところ、開封の痕跡あり、更に外装段ボールに損傷あり、「中身が易損品でなかったから良かったが…」とは友人の談。まったくである。しかし、配達員から説明等は特になかったそうだ。少なくとも運輸業者による開封行為があった説明はまずあって然るべきであろう。
よくも悪くも、先方は「業務」でやっている。多人数の連携の場合、マニュアル通りやることでスムーズにことが運ぶ。「こちらがなにか言うまで何も言わない」ことにも、特に悪意があるわけではない。それは場合によっては越権行為とか憶測の伝搬になりかねない。


ただ、むこうも人間の集団である以上、こちらの意に沿わぬ状態を敢えて放置する手はない。問題はアピールすべきである。現実、そうすることで個別対応がかなり変わるようだ。(少なくとも私の場合は担当ドライバーが変わったりした。)



あと。
これは小手先のテクニックとして言うようなことではないとは思うが、特に「ありがとう」を伝えると対応が改善する。



あとで気が向いた頃にもう少し追記するかもしれない。