コンデジ(っていう言葉は好きじゃないのだが)のメリットとか無理矢理考えてみる

とりたててそんな必要もないのだけど。
 
発色や画質は充分に満足。足りないとすればそれはむしろ、きちんと構えて、きちんと止めて、きちんと切り取る、そのための腕。ともかく、以前所有した装備*1では、いろんな意味でこんな写真は撮れなかった。そのことには素直に感動しておきたい。


別に水滴の付いた花の写真など、珍しくもないし、それこそ誰だって撮れる。なんだったら霧吹き持参で撮影したっていいし、実際にそうして撮影する人もいると聞く。そうでもしないと撮れない、蜘蛛の巣のような被写体だってある。
でも、本当に雨の中で撮影するとなると、道端でカバンの奥深くしまったでかいカメラを引っ張り出すのはあまり気のすすむことではない。はじめから撮る気満々だったらいいのだろうが、それはそれでまた違う話だ。
そこそこの画質で、そこそこ寄れて、そこそこ邪魔にならない、で、もろもろの残量とか気にせずぱかぱか撮れる、加えて、そこそこ貴重じゃない。普段撮りなら、とりあえずデジタル一眼でなくてもいいや、と、自分を納得させる。
…いや、勿論、防水カメラに未練なんか、無い。無いと言ったら無い。


あ、あと因みに「デジイチ」って語もあまり好きではない。

*1:135コンパクト、110、135一眼、ポラロイド、おもちゃデジカメ、ロモ、135レンジファインダ機、携帯カメラ、そして 5年前のコンデジ